競合の分析はしていますか?

東広島や竹原で広告・デザインなど行っているアド工房の上岡です。

それでは突然ですが、

あなたは競合のことについてご存知ですか?

私が以前、
広島県内に17店舗ほどある自動車ディーラーに務めているときの話です。

その会社では休日に「他のディーラー」や「自動車販売会社」に行って
どういった環境で、どういったノウハウを使って仕事をしているのか調査する時期がありました。
勿論同業者だと思われないように行くのです。

俗にいうミステリーショッパーや覆面調査と言われるものです。

この経験のおかげで私は競合と言われる「企業」や「同業者」の現状を直接的に把握することができました。

では、なぜ現状を把握することがいいことなのか?

中には「他は他でいいじゃないか。うちのやり方を貫き通せばいいんだ」
と思われている方もいらっしゃると思います。

がしかし、
もしも同業者と同じようなことをやっていたとしたら…
もしも同業者の方があなたの会社よりも全てが上回っていたとしたら…
もしも同業者が画期的なサービス、商品を扱っているとしたら…
もしもあなたのお客さんが同業者のところに移っていたとしたら…

そういった情報を得るだけでも今後の展望が変わってきますよね。

覆面調査以外にも
・インターネットで調べてみる
・知り合いを通じて情報を得る など色々やり方はあると思います。

因みに覆面調査を行う際は、お客さんのフリをして接客や説明を受けたりすると良いのですが、
あまり深堀して聞いていると不振がられますので程々に自然な感じで質問していくとお互いが楽です。

そしてとにかく…

競合を知る

・どういった商品、サービスを扱っているのか
・そのクオリティーは?
・受付対応はどうか
・強みはどこにあるのか
・自社と客層の違いはあるか
・自社が勝てる部分はどこか
・自社が勝てない部分はどこか などなどを把握。

一旦自分の中で整理した上で、

自社は今後に向けて
どういった改善を行っていくべきかを考える

補足ですが、
複数人で「別々の場所」の調査を行うと情報も見え方も違ってくるので実入りが多いです。
そして、その後に報告会や報告書を提出して競合他社の情報共有を行い、
一人ひとりが改善点や強みを見出して方向性を固めていくと方向性が明確に定まり
「いい組織体制」になるのではないでしょうか。

自社だけの視野で事業を行うよりも、他社との比較を行った方が仕事の効率が上がったり、
成長性も高まると思います。
その調査と改善の積み重ねが既存のお客さんに対する優しさだと思っております。

更には、今後お客さんになるかもしれない人からの信頼向上につながると思い、私も常に意識をしています。

さてと、明日も前向いていきましょ^^

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